鞄制作について

その昔、船の帆に使われていたことからその名がついた、帆布。
その中でも、特に硬く、強い、広島県尾道産の4号帆布を軸に、製品をつくっています。

4号帆布は大変硬く、複雑な加工には技術と力と気合が必要とされます。
巷にある帆布製品で、4号帆布を使用したものは、ほとんどがシンプルなトートバッグなのはそのためです。

加工が大変な分、一度出来上がってしまえば、ちょっとやそっとでは壊れません。火にも水にも強いですし、鞄であれば、中身が入っていようがいまいが自立します。

made in isowa では、“4号帆布でも造形できるデザインを探す”ではなく、“イメージ、使い勝手からデザインし、それをなんとしてでも4号帆布で形にする”という順序で製品をつくっています。

作りやすさや市場の動向ではなく、「自分自身が使ってみたい形」がデザインのスタートなので、リュックやワークスタイルが好きな私は、これからもリュックやワークスタイルを軸に作り続けると思います。

また、made in isowa では、「汚れを愉しむ」の考えのもと、汚れも味として愛せる製品作りを心掛けています。

とはいえ、ものには限度があるかと思います。made in isowa の布製品は、基本的に綿100%ですので、洗濯機で丸洗いもできますし、その気になれば漂白や染色もできます。それぞれのお好みで、長く使っていただければと思います。

リュックの他、手提げバッグ、エプロン、薪エプロンなど制作しています。
現在の取り扱い商品はネットショップよりご覧ください。(随時追加します)

販売場所

 
  • イベント出店
    《過去の出店》
    森、道、市場 / アースガーデン / 金沢文庫芸術祭 / デザインフェスタ / 藤野ぐるっと陶器市 / ふじのサニーサイドウォーク など
  • ポップアップショップ
    大牟田books&cafe taramu

木工×帆布 オリジナル椅子

摩擦や引っ張りに強い4号帆布の特性を生かして、折りたたみ椅子をつくりました。

木のフレームではなく、布の張りで体重を支えるつくりなので、座ると、柔らかく体を包まれ、体に固いフレームが当たることがありません。

なんとも言えない良い座り心地で、アウトドアでもリビングでも、どこでもリラックスタイムが過ごせる折り畳み椅子です。